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COVID19、新型コロナウイルス感染症が爆発的に増えていますね。
休園や学級閉鎖も増えており、家族や自身が感染したり濃厚接触者になること以外にも影響が出ているという方も多いのではないでしょうか。
以前ご紹介したように、手指消毒のアルコールは万能ではありません。
胃腸炎ウイルスなど、アルコールが効かない病原体も数多くいるためです。
とはいえ、コロナウイルスなどアルコール消毒が効くウイルスがいることも確かです。
どうせ使うのなら、最大限有効なアルコール消毒をしましょう!
ポイントは
* しっかりとした量を使うこと
* 手の隅々までしっかりすり込むこと
* 石鹸流水での手洗いと使い分けること
です。
<使う量について>
消毒液をどれくらい使うのかという目安は製品によって異なるので、説明書をご覧ください。
多くの製品は、ワンプッシュ(下までしっかり押し込んだ時に出る量)が両手分です。
ご職業や場面によって肘まで消毒が必要なときは、手まで消毒してから、追加でもうワンプッシュして手首から肘まで使います。
<手の隅々まで刷り込む>
手のひらにちょこっと、では足りません!
指先、指の間、手のひら、手の甲にしっかり刷り込みます。
この、刷り込むようにする、もポイントです。
<使い分け>
手洗いと手指消毒の使い分けもご質問を受けることがあります。
医療現場では「有機物」に触った可能性がある場合は手洗いが推奨されます。
つまり、便や尿に触れている可能性のあるトイレの後、咳くしゃみなどから鼻水や唾液に触れている可能性のある時、明らかに手に汚れがついている時などは手指消毒ではなく、手洗いが必要となります。
しっかり使い分けながら、感染対策を行なっていきましょう!